
夜の運転は緊張するね。
旅行先で慣れてない土地だと尚更だよ…

夜間の特徴やよくある事故について学んでいこう♪
夜間の運転は少し気が引ける方も多いのではないでしょうか。
しかし、車で旅行をすると夜間に運転しなければならない場面も必ず出てきます。
夜間運転の知っておくべきポイントは、普段よりも低速で走行することと、ハイビームで走行することです。
夜間の特徴や交通事故について少しでも知ることで交通事故に遭う可能性を低くしましょう!

夜間運転が危険と言われる理由
昼間とは異なる夜間の距離感のズレ

昼間に運転する際、車やバイク、周囲の構造物から対抗車両や前方車両との距離を測っています。
しかし、夜間は周囲の構造物が見えづらく、車やバイクもライトで存在を確認するようになります。
構造物が見えづらいことで距離の推測が難しくなり、車やバイクのライトの光量や色でも距離感が変わってしまうため、夜間は対抗車両や前方車両が思っているより遠かったり、近かったりします。
対抗車両とすれ違い時の「蒸発現象(グレア現象)」

蒸発現象(グレア現象)とは、横断中の歩行者などが対抗車両のライト付近で突然見えなくなる現象のことです。
歩行者が反射材をつけていたり、明るい色の服を着用していても蒸発現象が発生すれば発見は困難です。
疲労・眠気との闘い
夜間・特に深夜で特に気をつけることが睡魔です。
周囲が暗いことや、真っ暗で景色の変化がないことから昼間よりも睡魔に襲われる可能性が高くなります。
また、後続車両や対向車両が居眠りをしていることも…。
自分だけでなく、相手にも注意が必要です。
夜間運転で特に多い事故・元警察官の経験談

事故捜査係の経験を基に、夜間の事故について伝えるね。
事例1:前方車両への追突
特に夜間は前方の車両の車体が見え辛くなり、車間距離が近くなったり、前方車両が停止していることに気づかないということがとても多いです。
- 数台前の車両を見ていて、前方車両の減速に気づかなかった。
- 前方車両のリアライトばかり見ていたので、車間距離が詰まっていることに気づかなかった。
という理由が特に多いと感じています。
事例2:居眠り運転
長距離の運転をしていると疲労が溜まり、夜間は特に眠くなりやすいです。
いつの間にか眠っていて、気づいたらぶつかっていたということもよくあります。
- 眠いけどまだ行けると思った。
- ホテル等の時間がギリギリだった。
- あと少しで目的地だった。
という理由が特に多いと感じています。
事例3:動物との衝突
夜間の事故で多いのがこのパターンです。
特に旅行地は田舎にある場合が多いため要注意!
- 周囲の車がいないためスピードを出していた。
- まさか動物が出てくるとは思わなかった。
- 下向きライト(ロービーム)で走行していた。
という理由が特に多いと感じています。
事例4:右直事故
夜間は距離感を把握することが難しく、右折する際に対向車両との距離感を誤って事故をしてしまうことがあります。
特に、土地勘のないところではより距離感が狂うので要注意です!
- 対向車両がまだ遠くにいると思った。
- 対向車両のスピードが思っていたより早かった。
という理由が特に多いと感じています。
事例5:路上で寝ている人を轢いてしまう「轢過事故」
深夜帯に特に気をつける必要があるのが、「路上で寝込む人」です。
いくら路上で寝ていても、事故をすれば悪いのは100%車側になります。
年間で100件以上も轢過事故は発生しており、繁華街やその周辺の地域では特に注意が必要です。
- まさか路上に人がいるとは思わなかった。
- 動物かと思って轢いたら人だった。
- 下向きライト(ロービーム)で走行していてよく見えなかった。
という理由が特に多いと感じています。
元警察官が考える|夜間運転を安全に行うための対策

数多くの交通事故を見てきた私独自の対策法を伝えるね♪
車間距離を昼間よりも多くとる
以前の記事で、「車間距離は3秒あける」と伝えましたが、夜間はそれよりも多く取っておくと安心です。
夜間は周囲が暗くて、自車のスピードや位置関係を比較する対象物がないので、判断が遅れます。
できることなら5秒の間隔をあけることができれば、安心ですね。
スピードをいつもより1割下げる
夜間、周囲に車がいないとスピードを出したくなる気持ちは分かります。
しかし、安全のためには逆にスピードを落とす必要があります。
動物や人がいつどこから出てくるかわからないし、車がいないからとスピードを出してくる車もいます。
慣れない観光地では、スピードを抑えることで一時不停止等の違反を防げたり、道間違えが少なくなるのが良い点ですね👍
基本は上向きライト(ハイビーム)で走行
知っている人も多いかもしれませんが、ライトは上向きライト(ハイビーム)が基本なんです。
下向きライト(ロービーム)はすれ違い用のライトとして設計されています。
上向きライトでは約100m前方が見えるのに対し、下向きライトでは約40m先までしか見えません。

上の画像は、車の速度ごとに停止するために必要な距離を表しています。

時速60kmで歩行者を発見しても、下向きライト(ロービーム)では止まることはできないよ。
上向きライト(ハイビーム)であれば40m先は余裕で見渡すことができるんです。
眠くなる前の小まめな休憩
眠くなる前に休憩することが大事です。
眠気を感じた時には、いつどこで寝てしまうかわからない状態になっているので危険です。
目安は連続運転は80kmまで、運転時間は1時間から1.5時間に一回は休憩をしましょう。
眠くなったら道路上でも寝る
以前の記事でも説明しましたが、眠くなったら運転を続けずに道路上でもいいから休憩をしましょう。
居眠り運転をして事故を起こすより、路上の安全な場所で少し仮眠してから運転をすることで、安全な運転ができます。
特に最近は、前方車両が発進したら教えてくれる機能がついている車も多いので、信号待ちで、パーキングブレーキとシフトをPに入れて寝るのも一つの手ですね。
まとめ|夜間運転では「見えない」ことを前提に
夜間の運転は昼間とは違い「見えない」ことによる影響が強くなります。
「見えているつもり」が一番危険。
通常よりも速度を落として上向きライト(ハイビーム)を基本にして走行することで少しでも夜間の運転を安全にできるように心がけましょう♪
最後まで読んでいただきありがとうございます!その他の記事はこちらから👇️


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